勇往邁進。
終わらない夢。
若き日に勝ち取った称号に満足することなく、
彼の挑戦はどこまでも続く。
次の夢に向かって。栄光という名の頂きに向かって。
皆さんご存知、某掲示板でも大人気ロゴタイプのヒーロー列伝である。
文章の通り、ロゴタイプは若き日(2歳、3歳時)に朝日FS、皐月賞を勝利しGI馬の称号を勝ち取った。
しかしその後長きに渡り低迷、GIは愚かGIIGIIIですら勝ち切れない日々を送った
しかし彼の挑戦はどこまでも続く。
2016年安田記念、昨年の年度代表馬モーリスを破り2013年皐月賞以来実に1148日ぶりの復活V。
全ロゴタイプ民が涙した瞬間だった。
ここである1つの疑問が浮かび上がってきた。
ロゴタイプ以上に間隔が開きつつも再度GI勝った馬って存在するのか?
ということで調べたのでTOP5を紹介
※あくまでGI勝利の間隔であり、途中でGIIやGIIIを勝利している馬もいますがそれらは考慮しません
※グレード制が導入された1984年以降のみのデータです。
※めんどくさいので地方GIは含めません
※個人が人力でシコシコ調べただけなのでミスがあるかもしれません。ごめんね
5位 ドリームジャーニー 931日
朝日FS(2006/12/10)→宝塚記念(2009/6/28)
第5位はご存知オルフェーヴルの全兄ドリームジャーニー
朝日FSを勝利し2歳王者になるもその後若干低迷。1600m安田記念から3200m天皇賞・春まで様々な距離を走らされたが2009年宝塚記念で久しぶりのGIのタイトルを手にした。
GI勝利から遠ざかっている馬はGIは愚かGIIGIIIですら勝ち切れなくなったりしているものだが、ドリームジャーニーは神戸新聞杯、小倉記念、朝日チャレンジC、産経大阪杯と重賞を4勝しているためあまり悲壮感が無いかもしれない。
4位 カネヒキリ 1022日
フェブラリーS(2006/2/19)→ジャパンCダート(2008/12/7)
3歳時からJDD、ダービーGP、ジャパンCダートを勝利し2005年のJRA最優秀ダートホースに選ばれるなど活躍。しかし4歳時はフェブラリーSを勝利したものの屈腱炎を発症し休養に追い込まれる。
2007年の秋に復帰...といきたい所だったがここで屈腱炎が再発。しかしそれすら乗り越え2008年、ジャパンCダートは勿論東京大賞典も勝利。2008年のJRA最優秀ダートホースに選ばれた。
3位 ロゴタイプ 1148日
皐月賞(2013/4/14)→安田記念(2016/6/5)
間隔が開きつつも再びGIを勝利した馬達は怪我等がない限り大抵なんやかんや重賞は勝っており、ある程度の実力は見せているものだが(先述の通りドリームジャーニーは重賞を4勝、惜しくもランク外となったイーグルカフェ(930日)も七夕賞を勝っている)ロゴタイプの凄い所はそれがなかったことだろう。
皐月賞勝利から安田記念勝利まで16戦して16連敗。その間GIIIにも4度出走するも2着→8着→3着→2着とやはり勝ち切れなかった。
そんな馬がモーリスにGI唯一の土を付けるのだから競馬に絶対はないものだなぁと感じさせる。
そして結果的に2着と負けてしまったものの、翌年2017年の安田記念もめちゃくちゃアツいレースをしているので是非見てほしい
2位 アドマイヤコジーン 1267日
朝日杯3歳S(1998/12/13)→安田記念(2002/6/2)
2度の骨折を乗り越え再びGIの舞台に返り咲いた不屈の馬。
これに関しては比較的有名だろう。
2歳でGI馬になったにも関わらず重賞は愚かOP戦ですら勝てない日々が続いたものの、東京新聞杯からかつてを思い出したかのように覚醒。安田記念を勝ち再びGIの栄冠を手にした。
1位 リアルインパクト 1385日
安田記念(2011/6/5)→ジョージライダーS(2015/3/21)
1位はリアルインパクト
グレード制導入後初の3歳馬による安田記念制覇及び1勝馬による古馬GI制覇と名の通り衝撃的な勝利であったが、その後低迷。
一応2013年の阪神Cで久々の勝利を上げたものの、そこで空いた間隔は932日と5位のドリームジャーニーを超えている。
しかしこの勝利で終わらなかったのがリアルインパクト、阪神C勝利の2年後、オーストラリアでジョージライダーSを勝利し再びGIを勝利してしまったのであった。